神戸市灘区の傷害事件を弁護士に相談~個人で示談交渉は可能?

2018-09-01

神戸市灘区の傷害事件を弁護士に相談~個人で示談交渉は可能?

神戸市灘区に住むAさんは、居酒屋で知り合った男性Vに対して酔った勢いで暴力をふるってしまいました。
Vは全治1カ月の怪我をしてしまったとのことで、兵庫県灘警察署にも傷害罪で被害届を提出しているとのことです。
Aさんは、居酒屋の店長と顔なじみということもあり、Vに対して直接謝罪・賠償(示談)しようと考えていますが、念のために刑事事件専門の弁護士に相談へ行きました。
(フィクションです)

【個人で示談交渉は可能か?】

上記事案のように、被害者の連絡先が分かるような場合に、早急に個々人で謝罪・賠償(示談)交渉をしたほうがいいのか?という相談も、弊所には多く寄せられてきます。
ただ、個人で示談交渉を行った場合、様々な問題が生じてしまったというケースも少なくありません。

例えば、傷害事件等を起こし、個人で示談交渉を行った場合、相手の感情を逆なでして、まとまるはずだった示談が決裂してしまうという場合があります。
加害者は、どんなに気を付けていても、自己弁護の発言に陥りがちです。
そのため、被害者が「適当に謝罪して示談を締結して、許してもらおうと思っている。であれば、示談など締結しない」と思ってしまうこともあるようです。
実際に弊所に相談へいらした相談者の方でも、「最初は、相手は示談に肯定的だったのにもかかわらず、話すとどんどん怒って示談が難航しているため、弁護士先生に助けてほしい」という方もいらっしゃいました。

また、示談金を吹っかけられるケースも少なくありません。
加害者は当然、示談の相場についての知識はありません。
さらに、自己に負い目がありますし、刑事事件化を避けたいと考えていますので、多少過大な示談金の請求がなされたとしても、支払ってしまう傾向があります(消費者金融で金を借りてでも多額の示談金を支払おうとする場合もあるようです)。

上記のような事態を避けるためには、被害者に個人で連絡をする前に、一度、弁護士に刑事事件の流れや示談金相場等を確認する方が得策と言えるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所傷害事件等の刑事事件のみを扱っている事務所であり、弁護士による無料相談を実施しています。
神戸市傷害事件でお困りの方は、弊所の弁護士に一度ご相談ください。
兵庫県灘警察署 初回接見費用:35,600円