神奈川県海老名市の刑事事件 取り立てで恐喝罪?弁護士に相談

2018-09-21

神奈川県海老名市の刑事事件 取り立てで恐喝罪?弁護士に相談

神奈川県海老名市在住の会社員Aさんは,金融機関に勤務していました。
ある日,会社の仕事として債務者への取り立てを行っていたAさんは,返済を渋る債務者に対し,「うちを何だと思っているんだ」「金がないなら身体で払え」などつい激しい口調で支払いを迫りました。
すると後日,自宅に神奈川県海老名警察署の警察官が来て,恐喝罪で逮捕されてしまいました。
(フィクションです)

【恐喝罪とは】

恐喝罪(刑法249条)は,人を恐喝して,お金などの財物を交付させた場合や,不法の利益を得た場合に成立します。
典型例としては,カツアゲ行為などがこれに当たります。
今回のように借金の取り立てを行ったような場合では,Aさんの勤務する会社は金を貸したのであるから,Aさんがその返済を要求しても犯罪は成立しないようにも思えます。
しかし,取り立ての方法が社会通念上一般に許容されない方法,つまり常識的な度を越して害悪を加える旨を告げて激しく返済を迫ったような場合には,「人を恐喝」したものとして恐喝罪が成立する可能性があります。
恐喝罪の法定刑は,10年以下の懲役です。

【恐喝事件で逮捕されたら】

上記のとおり,借金の取り立て行為は,度を越したものでなければ恐喝罪が成立しないこととなります。
相手が仮に恐怖したとしても,それが一般常識からそれほど逸脱していない方法であれば,最終的に不起訴処分となることもあります。
そこで,刑事事件に精通した弁護士に相談し,不起訴処分獲得に向けた活動を行っていくことが重要となります。

また,今回のように逮捕された場合は,その後の勾留も含めて長期間にわたる身体拘束がなされ,大きな不利益を被る場合があります。
しかし,弁護士の活動によっては身体拘束から早期に解放される可能性があるため,逮捕されてしまった場合にはいち早く刑事弁護に強い弁護士に相談することを強く勧めます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,警察の捜査手続きにも精通した弁護士事務所であり,捜査段階から積極的かつ多角的な弁護活動を展開しています。
ご家族,ご友人が恐喝罪逮捕されたなどお困りの方は,刑事事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
神奈川県海老名警察署への初回接見費用:38,200円