被害届取下げに強い弁護士!兵庫県芦屋市の脅迫事件なら相談

2017-06-21

被害届取下げに強い弁護士!兵庫県芦屋市の脅迫事件なら相談

兵庫県芦屋市在住のAさん(30歳男性)は、高校の同窓会で、元彼女のVさんと昔話に花を咲かせました。
その後、再びVさんに好意を持ち連絡を取っていたAさんは、Vさんが既に結婚していることを知りました。
不快に思ったAさんは腹いせに、Vさんに「お前の幸せは長くは続かない。夜道に気を付けろ」という内容の手紙を匿名で送りつけました。
筆跡等から差出人がAさんだと分かったVさんの夫が、兵庫県芦屋警察署に、Aさんに脅迫されたと被害届を出しました。
(この話はフィクションです)

~脅迫罪~

生命、身体、自由、名誉または財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、脅迫罪とされ、2年以下の懲役又は30万円の罰金に処せられます(刑法222条1項)。
また、親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、同様です(同条2項)。
今回のAさんの手紙内容は、一般にVさんの身体や自由に害を及ぼすものと捉えられるので、手紙がVさんに届いた時点で脅迫罪が成立すると考えられます。

~被害届~

被害届を受けた警察は、事件の捜査を開始すると考えられます。
もっとも、被害届は、提出によりすぐに事件捜査の義務を課すものではないため、いつ捜査が開始されるかはわかりません。
犯罪後、期間が経って忘れたころに警察から呼び出しを受ける可能性もあります。
その後、逮捕の要件(理由と必要性)がある場合には、裁判所が交付する逮捕令状により逮捕されることもあります。

また、逮捕がなく在宅捜査のまま、任意の呼び出しによる取調べが続いたのち、刑事事件として起訴される可能性もあるので注意が必要です。
いずれにせよ、示談交渉や謝罪により被害届を取り下げてもらうなど、早めの弁護活動が肝要となります。
取調べ対応についても、プロである取調べ捜査官による取調べの中、矛盾供述や虚偽の自白を避けるためにも、弁護士による法的アドバイスは重要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件を専門に取り扱っております。
脅迫事件で被害届を出されてしまってお悩みの方は、弊所の弁護士までご相談ください。
兵庫県芦屋警察署までの初回接見費用:3万5,500円