大阪府の傷害罪で逮捕 暴力事件の余罪取調べに強い弁護士

2017-01-02

大阪府の傷害罪で逮捕 暴力事件の余罪取調べに強い弁護士

Aさんは、大阪府内で通行人と肩がぶつかったことで口論になり、相手を突き飛ばして怪我を負わせ、後日大阪府警福島警察署の警察官に、傷害罪逮捕されました。
Aさんの傷害容疑についての取調べが行われましたが、大阪市内で窃盗事件が多発していたため、警察官はAさんの余罪を追及しました。
Aさんは身に覚えがなく、窃盗事件とは無関係だと何度も主張しましたが、警察官は、一向に相手しませんでした。
(※この事件はフィクションです)

~傷害罪と余罪取調べの違法性について~

傷害罪は,刑法第204条に「人の身体を傷害した者は,15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。」と規定されています。
「傷害」の意義については、一般に人の生理的機能に障害を与えることとされています。
上記事例のAさんも刑法第204条に規定されている傷害罪で逮捕されました。
しかし、実際には、窃盗事件について取調べが行われています。
このように逮捕の根拠となった被疑事実と別の犯罪事実を取り調べることを「余罪取調べ」と言います。

取調べで話したことは、捜査機関によって書面化され、作成された供述調書は暴力事件の刑事裁判の証拠として使われます。
そのため、全く身に覚えがないことでも、そういうことをしてしまったと話してしまった場合には、刑事裁判でもそのように判断されてしまうおそれがあります。
その結果、身に覚えのない罪を着せられてしまう可能性が出てきます。
Aさんの場合、傷害罪に加え、窃盗罪についてもそのような危険性に直面しています。

事例のような余罪取調べがあったときは、すぐに弁護士に相談し、当該取調べに違法性はなかったか精査する必要があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、傷害罪をはじめとした暴力事件を起こされた方の刑事事件を専門に取り扱っております。
弁護士との初回の法律相談は無料になっておりますので、暴力事件で逮捕されえお困りの方、余罪取調べに不安をお持ちの方は、ぜひ一度ご来所ください。
0120-631-881にて、24時間相談予約のお電話も受け付けております。
(大阪府警福島警察署への初回接見費用:3万4500円)