京都市の強盗事件で逮捕 違法捜査に立ち向かう弁護士

2017-01-01

京都市の強盗事件で逮捕 違法捜査に立ち向かう弁護士

VさんはAさんが去った後すぐに京都府警東山警察署に通報した。
警察官はAさんを見つけ、強盗事件の犯人として職務質問した。
警察官はAさんが質問中ずっとポケットに手を入れていることを怪しみ、所持品検査を申し出た。
しかし、Aさんが拒んだため、警察官は強引にポケットに手を入れ、中を調べた。
その結果、Vさんの物とみられる金品が出てきたためAさんは緊急逮捕された。
Aさんが逮捕されたことを知ったAさんの妻は、京都市で刑事事件に強いと評判の法律事務所に初回接見を依頼した。
(フィクションです。)

~所持品検査~

捜査には重大な権利侵害を伴う強制捜査とそれ以外の任意捜査の2種類があります。
捜索、差し押さえ等の強制捜査は、法律上、厳格な規定があります。
それらの手続きに従わない場合には違法となります。
一方で任意捜査と呼ばれる捜査もあります。

上記のAさんが受けた所持品検査は、任意捜査に分類されるものと考えられます。
しかし、任意捜査と言ってもなんでも許されるというわけではありません。
上記のように、A三の承諾なく、強引にポケットに手を入れて中を探るような行為は違法捜査とされる可能性が高いです。

~違法な証拠~

違法捜査によって集められた証拠は「違法収集証拠」として証拠能力が否定されることがあります。
確かに犯罪を犯してしまったならば適正な処罰を受けなければなりません。
しかし、被告人が刑事責任を負わなければならないのは、適法に集められた証拠によって検察官が証明した犯罪に限られます。
弁護士は違法に集めらた証拠によって処罰される事が無いように依頼人を守ります。
それだけではなく、情状による減刑や執行猶予などを獲得し、依頼人の利益のために活動を行います。

あいち刑事事件総合法律事務所では、強盗事件などの刑事事件を専門に扱っている弁護士が多数在籍しています。
これらの弁護士が依頼人の利益のために活動します。
京都市での違法捜査にお悩みの方はぜひ当事務所でご連絡ください。
初回無料法律相談、初回接見サービスも行っております。
(京都府警東山警察署までの初回接見費用:3万4100円)