京都府の弁護士が警察介入を阻止 校内暴力事件で逮捕

2016-12-29

京都府の弁護士が警察介入を阻止 校内暴力事件で逮捕

京都府警南丹警察署の警察官は、Aくんら4名に対して取調べを行っています。
10月に起きた校内暴力の件です。
この校内暴力では、教師1名が肋骨を折るケガをしています。
(フィクションです)

~校内暴力と弁護士~

近年は、いじめを苦にして自殺する子供のことが度々報道されているような印象を受けます。
いじめの方法としては、言葉の暴力もあるでしょうが、実際に手を出したというケースも見受けられます。
警察庁が発表した「少年非行情勢(平成27年1月~12月)」によると、平成27年にも計967件の校内暴力事件が発生しています。
これでも前年の1320件からだいぶ減少しています。
過去10年を見れば、1100件を下回った年はなく、近年においても、校内暴力事件は、意外と多いと感じられるところでしょうか。

なお、上記の967件や1320件などの校内暴力事件の件数の中には、教師を被害者とする事件も含まれています。
中には教師が傷害を負うというケースも含まれていますから、上記の校内暴力事件には、暴行罪にとどまらず傷害罪が成立したケースもあったことになります。

さて、校内暴力事件の場合、警察は介入せず、学校内部の問題として事件解決が図られることも多いようです。
ですが、被害者が重大な被害を受けるというケースでは、警察介入もやむを得ないということがあります。
そのような場合、加害少年には、逮捕・少年院送致など法律上の処分が下されてしまう可能性も否定できません。
もし事件が起こってしまったら、早めに弁護士を入れて事件解決を考えた方が賢明なこともあるでしょう。
警察介入を回避し、穏便に済む可能性も高まります。

あいち刑事事件総合法律事務所は、校内暴力事件弁護士をお探しの方にもお力添えさせていただきます。
お困りの方は、できるだけ早くお電話ください(0120-631-881)。
近年は、いじめ問題がクローズアップされて報道されてしまうことも多いです。
そういった問題についても、対処致します。
(京都府警南丹警察署の初回接見費用:4万1200円)