神戸市の恐喝事件で逮捕 少年事件にも強い弁護士

2016-10-08

神戸市の恐喝事件で逮捕 少年事件にも強い弁護士

高校生Aくん(18歳)は、友人と3人で近所にいた中学生から度々カツアゲして遊んでいました。
その被害総額は、すでに50万円を超えていました。
ある保護者からの通報を受けた兵庫県警東灘警察署は、事態を重くとらえ、上記の恐喝事件を起こしたAくんら3人を逮捕しました。
(フィクションです)

~恐喝事件について~

カツアゲは、恐喝事件の典型例ですね。
恐喝事件を起こした場合、刑罰を科すとすると10年以下の懲役ということになります。

しかし、加害者が20歳未満の場合、10年以下の懲役というような話が問題にならないことが多いです。
それは、恐喝事件が成人の刑事事件としてではなく、少年事件として扱われるからです。
少年事件の場合、原則として成人のように公開の法廷で行われる刑事裁判が開かれることはありません。
家庭裁判所内で非公開の状態で、少年審判という手続きが取られることになります。
もっとも、少年事件の中には、少年審判すら開かれない事例もあります。

さて、恐喝事件の場合は、未遂罪のときを除き、被害者に財産的な被害が生じています。
ですから、加害者としては、その刑事責任を軽くするために、被害者に対する被害弁償は絶対に怠ってはいけません。
しかしながら、恐喝事件の被害者が加害者に対して峻烈な被害感情を抱いている場合は、被害弁償したいという意向も受け入れられないかもしれません。

弁護士の立場から考えても、被害者に対する被害弁償は是が非でも成立させたいところです。
ただ、それを強行すれば、かえって被害者の感情を逆なでしてしまいます。
この点をうまく処理できるか否かは、弁護士の経験やスキルによるところもあります。
そのため、被害弁償で困っているという方は、ぜひ弁護士選びを慎重に行ってください。

あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件も専門としている弁護士事務所です。
恐喝事件で、かつ少年事件というケースは、対応が難しいものです。
なぜなら、事件を解決するにあたり、被害者に対する配慮だけでなく加害者である少年に対する配慮も欠くことができないからです。
弊所の弁護士は、数多くの少年事件への対応を通じ、少年への対応についても熟知していますから、安心してお任せください。
(兵庫県警東灘警察署の初回接見費用:3万5200円)