【幇助犯とは?】東京都世田谷区の傷害事件を弁護士に相談

2017-07-10

【幇助犯とは?】東京都世田谷区の傷害事件を弁護士に相談

東京都世田谷区在住のAさんは、友人のBさんがVさんと喧嘩しているのを目撃しました。
そこで、AさんはBさんを応援してやろうと思い、「いいぞ、もっとやれ!」などと叫びました。
Bさんは声援を受けて、Vさんに対する暴行を強めました。
後日、Aさんは傷害罪幇助犯の容疑で警視庁北沢警察署逮捕されてしまいました。
(フィクションです)

~幇助犯~

Aさんは、暴行・傷害行為には直接的には関与していないのに、逮捕されてしまっていますが、実は、Aさんが「もっとやれ!」と応援したことが、犯罪行為になる可能性があるのです。
それが、幇助犯(ほうじょはん)と呼ばれる犯罪で、共犯の一種です。
幇助とは、実行行為以外の方法で犯罪行為を容易にすることです。
傷害事件の場合であれば、暴行行為以外で暴行罪や傷害罪を成立しやすくさせることです。
幇助行為には物理的行為のみならず、心理的行為も含まれ、例えば、傷害事件の場合であれば、鉄パイプ等の武器を渡すことも幇助行為ですし、応援も幇助行為となる可能性があるのです。

ただ、幇助犯の成立の判断は、簡単なものではありません。
特に、今回のAさんのように応援したことによる心理的幇助の場合、正犯者(Bさん)が本当に影響を受けたが問題となります。
このような内心に関する問題を含む弁護活動はとても難しいものでもあり、また、共犯事件でもあるので通常の刑事事件よりもさらに難しい側面も有しています。
だからこそ、暴力事件に精通した弁護士による弁護活動が必要となるのではないでしょうか。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、暴力事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
今までにも数多くの暴行事件や傷害事件、共犯事件、幇助事件の弁護活動をしてきました。
暴力事件に巻き込まれた方は、すぐに弊所のフリーダイヤル(0120-631-881)までお電話ください。
24時間対応で、無料相談のご予約をお取りいたします。
また、すでに逮捕されている場合には初回接見を案内させていただいておりますので、まずはお電話ください。
警視庁北沢警察署までの初回接見費用:3万5,600円