八王子市の殺人未遂事件…実力行使していなくても逮捕?弁護士に相談

2017-08-24

八王子市の殺人未遂事件…実力行使していなくても逮捕?弁護士に相談

Aは、東京都八王子市のマンションで同居する恋人に対して、「飛び降りろ」と言ったところ、恋人は飛び降りて、全治2か月の怪我をした。
その事件で、警視庁高尾警察署は、Aを殺人未遂罪の容疑で逮捕した。
飛び降りたのは恋人で、自分は別に突き落としたわけでもないのに殺人未遂罪で逮捕されたことに納得できないAは、家族の依頼で接見に訪れた刑事事件専門の弁護士に相談した。
(フィクションです)

~実力行使をしていなくても殺人未遂?~

殺人罪の成立には、包丁で刺す行為のような、直接手を下す行為が必ずしも必要とされるわけではありません。
医師が看護師を騙して、患者に毒入り注射をさせるような、いわゆる間接正犯のように、直接手を下さなくても殺人罪が成立する可能性はあります。

上記事例のように、被害者に対して自殺するように申し向けた場合でも、殺人罪が成立する可能性はあります。
過去にも、加害者の暴行・脅迫によって以前から極度に畏怖し服従していた被害者に対して、暴行・脅迫を交えて自殺するように執拗に要求し、実際に被害者をして死亡の現実的危険性の高い行為に出させたという事案で、殺人未遂罪が認められたことがあります。

単純に「自殺しろ」と言葉に出して、本当に自殺してしまった場合すべてに殺人罪の成立可能性があるわけではありませんが、自殺でも殺人罪が成立する可能性があります。
また、殺人罪にならなかったとしても、脅迫罪や、強要罪が成立する可能性もあります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の法律事務所ですので、これまで数多くの事件で培ったノウハウがあります。
殺人未遂事件という重大事件であれば、専門知識を有する弁護士のサポートはより重要となります。
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警視庁高尾警察署までの初回接見費用:3万5,800円