(逮捕)北区の殺人事件で終身刑 弁護士と戦う刑事裁判

2017-02-16

(逮捕)北区の殺人事件で終身刑 弁護士と戦う刑事裁判

Aさんの父親は、会社の同僚2人を殺害したという殺人事件の被疑者として警視庁王子警察署逮捕されました。
被害者が2人ということから、Aさんとしては、極めて重い刑罰も覚悟しなければならないと思っていました。
刑事裁判の弁護人を選任するために法律事務所を訪れた際も、対応した弁護士には、正直に刑罰への不安を話しました。
(フィクションです)

~日本には終身刑がない~

日本には、終身刑という刑罰がありません。
よく似た刑罰として無期懲役刑があるだけです。
終身刑とは、受刑者が死ぬまで刑事施設に収監されるという刑罰です。

一方、無期懲役刑は、受刑者の刑期を決めないで刑事施設に収監するという刑罰です。
両者はよく似ていますが、受刑者にとっては雲泥の差があります。

~無期懲役刑には仮釈放がある~

無期懲役刑は、刑期を定めないで受刑者を収監する刑罰ですから、一生刑務所から出られないというわけではありません。
受刑者を刑務所から解放する制度として仮釈放の制度があります。
仮釈放期間中は、社会で生活することができるものの、様々な制限が設けられます。
例えば、長期の旅行や引っ越しの際には、保護観察官の許可を受けなければなりません。

また、仮釈放中には、月2回、保護観察所に出向かなければなりません。

殺人事件で有罪判決を受ける場合、死刑や無期懲役刑などの重い刑罰が言い渡されることも覚悟しなければなりません。
しかし、この刑罰が不当に重くならないように力を尽くすこと、殺人事件に関する事実関係に争いがない場合でも、公正な刑事裁判が行われるように尽力することが、弁護士の仕事です。
刑事裁判を控えて弁護士をお探しの方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までお電話ください。
弊所の刑事裁判に強い弁護士が、判決言い渡しの日まで全力で弁護致します。
警視庁王子警察署までの初回接見費用については、お電話にてお問い合わせください。