ネットの爆破予告で威力業務妨害事件…半田市で自首をするならまず弁護士へ

2017-10-08

ネットの爆破予告で威力業務妨害事件…半田市で自首をするならまず弁護士へ

愛知県半田市のホームページにて、「市役所を爆破する」という内容の書き込みがされました。
爆破予告時間には職員約600人が避難する騒ぎとなりました。
しかし、爆発物は見つからず、愛知県警察半田警察署では威力業務妨害の容疑で捜査を開始しました。
犯人はまだ捕まっていないようです。
(9月12日毎日新聞を参考にしたフィクションです)

~ネットでの爆破予告~

威力を用いて人の業務を妨害した場合、威力業務妨害罪として3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処されます。
「威力」とは人の意思を抑圧するに足りる勢力を示す事を言い、爆破予告のような脅迫は「威力」に当たるとされるでしょう。
また、公務員の公務も権力的な職務でない場合には「業務」に当たるとされています。
ですので、本件では威力業務妨害罪が成立するでしょう。

~自首をすると?~

本件では、まだ犯人が特定されていません。
そういった場合には、犯人が名乗り出た場合には「自首」が成立します。
自首は、単に警察に犯人である事を名乗り出れば成立するわけではなく、事件又は犯人が捜査機関に発覚されていない場合にのみ成立します。
自首が成立した場合、刑が任意的に減軽されます。

ただし、自首は犯人である事を名乗り出るわけですから、取調べや、逮捕・勾留と言った刑事手続きが開始されます。
また、そもそも自首をするには勇気がいることと思います。
そこで、自首の前には、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の無料法律相談をご利用ください。
刑事事件を専門に取り扱っている弊所の弁護士が、自首のリスクや刑事手続きの流れを説明し、取調べの際のアドバイスをすることも可能です。
さらに、自首前に弁護士のお話を聞くというだけでも不安を取り除くこともできるでしょう。
愛知県の威力業務妨害罪にで弁護士をお探しの方はぜひ弊所の弁護士にご依頼ください。
(愛知県警察半田警察署までの初回接見料:38,500円)