自殺の強要で殺人事件へ…北九州市戸畑区の逮捕は弁護士に相談

2017-09-02

自殺の強要で殺人事件へ…北九州市戸畑区の逮捕は弁護士に相談

ある日、福岡県戸畑警察署は、福岡県北九州市戸畑区に住んでいたVさんが自殺をしたとして捜査を開始した。
その結果、福岡県戸畑警察署の警察官は、Aさんが脅迫によりVさんに自殺強要したとして、Aさんを逮捕した。
どうしたらいいか困ったAさんの家族は、刑事事件につよいと評判の法律事務所の弁護士に弁護の依頼をした。
(フィクションです。)

~殺人罪~

殺人罪は、故意に他人の生命を自然の死期に先立って断絶することで成立します。
殺人事件と聞くと、ナイフで胸を刺したり、毒を飲ませたりする事をイメージする方も多いと思います。
ただし、これらだけではなく、脅迫や欺罔によって相手を自殺させた場合にも、殺人罪は成立するとした判例があります。
上記の例でも、Aさんは脅迫によって自殺を強要し、Vさんを死に追いやっているため、殺人罪になると考えられます。
殺人罪となった場合、死刑又は無期若しくは5年以上の有期懲役に処されます。

~弁護活動~

被害者が自殺をしてしまった場合、刑法には「自殺関与罪」というものが規定されています。
上記のように被害者を追い詰めた場合と異なり、被害者が自由な意思決定に基づいて自殺をしてしまった場合には自殺関与罪としてより軽い刑となる可能性があります(自殺関与罪の法定刑は6月以上7年以下の懲役又は禁錮)。
ですので、上記の事案でもAさんがVさんに対して自殺強要したのではなく、単に自殺を手伝った(幇助した)、唆した(教唆した)に過ぎないのであれば、殺人罪ではなく自殺関与罪が成立すると主張することも考えられます。
もちろん、脅迫も幇助も教唆もしていないとしてAさんの身の潔白を証明することも考えられます。

どのような主張をするにしても、弁護士が早期に活動を始め、十分な準備をする必要があります。
そこで、刑事事件でお悩みの際はあいち刑事事件総合法律事務所のフリーダイヤル(0120-631-881)までお問い合わせください。
専門スタッフが無料法律相談初回接見、契約までの流れを丁寧にご説明いたします。
早期に弁護士へご相談、ご依頼していただくことで、その後の弁護活動の幅が広がります。
福岡県の殺人事件で弁護士をお探しの方はぜひあいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご依頼ください。
(福岡県戸畑警察署への初回接見料:4万40円)