執行猶予処分獲得に強い弁護士!兵庫県川西市の殺人未遂事件で逮捕

2017-11-01

執行猶予処分獲得に強い弁護士!兵庫県川西市の殺人未遂事件で逮捕

Aは、兵庫県川西市の駅のホームから女性が転落して大けがをした事件で、女性を突き飛ばしたとして殺人未遂の疑いで逮捕されました。
被害女性は、電車が来る前に駅員に助けられましたが、首の骨を折るなどの重傷で、搬送される際に警察官に対し、「後ろから押された」と話していました。
警察が、構内の防犯カメラなどで不審な人物を割り出し、川西市内に住むAに事情を聞いたところ、女性を突き飛ばしたことを認めたため、殺人未遂の疑いで逮捕したという流れでした。
警察によると、Aは、「イライラしていた。殺すつもりはなかった」と話しているということです。
(平成29年10月21日関西テレビのニュースを基にしたフィクションです)

~殺人未遂事件~

そもそも、殺人未遂罪とはどのような犯罪なのでしょうか。
殺人未遂罪は、人を殺害しようとして、人を殺害する危険性のある行為をしたにもかかわらず、人を死に至らせなかった場合に成立する犯罪です(刑法203条、199条)。
本件のような、線路上に人を突き落とすという行為自体が、突き落とし行為により人を死亡させる危険性のある行為と言えます。
また、その行為により、運悪く列車が進入してくる等して、轢かれて死亡する危険性のある行為とも言えます。
そのため、本件Aの行為は、人を殺害する危険性のある行為と言えます。
そして今回の場合、被害女性は、実際に死亡せずに、重傷を負うにとどまったため、人を死に至らせなかったと言えます。
したがって、Aが人を殺害しようとしたかどうかにより、殺人未遂罪の成否が変わってくると言えます。

本件のAは、殺すつもりはなかったと供述していますから、人を殺害しようとしてなかったとの部分を否定していると言えます。
弁護士としては、Aは、被害女性を突き落とそうとまで考えていなかったということを説得的に主張するか、仮にそうだとしても、列車が来ておらず、死亡する危険性は比較的少なく、真摯に反省している等の事情があれば、それを主張することになるでしょう。
弁護士として、そのような主張が認められれば、Aは、執行猶予判決を獲得できる可能性もあります。

兵庫県川西市での殺人未遂事件でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
殺人未遂事件のような刑事事件は、早期に弁護士に依頼する事が、その後の処分に大きな影響を及ぼします。
刑事事件を専門にあつかう弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、初回の法律相談は無料となっておりますので、是非お気軽にお電話ください。
兵庫県川西警察署 初回接見4万400円