(強制性交等事件)福岡県宗像市対応の示談交渉に強い弁護士

2017-08-22

(強制性交等事件)福岡県宗像市対応の示談交渉に強い弁護士

Aさんは、深夜に福岡県宗像市の公園を歩いている女性Vさんを草むらに引き込み、自らの陰茎を口腔内に入れる等の性的暴行を加えました。
偶然通りかかったBさんの通報により、Aさんは、福岡県宗像警察署の警察官に、強制性交等罪の容疑で逮捕されました。
これを知ったAさんの家族が、刑事事件に強いと評判の弁護士に初回接見を依頼し、その後、Vさんとの示談交渉を含めた活動も依頼しました。
(フィクションです。)

~強制性交等罪~

先日7月13日から施行された改正刑法では、性犯罪についての規定が大きく変更されました。
まず、「強姦罪」が「強制性交等罪」となりました。
強制性交等罪では、強姦罪と異なるところがいくつかあります。
例えば、強姦罪では「女子を姦淫した」場合に処罰されていたのに対し、強制性交等罪では、人に対して「性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした」といった規定となりました。
これは、
・被害者を女性に限らず、男性が被害者であっても処罰の対象となる事
・従来は強制わいせつ罪で処罰されていた「肛門性交」や「口腔性交」が強姦に代わる強制性交等罪で処罰されるようになった事
を意味します。
上記の例で、AさんはVさんに口腔性交を強制していますが、強制わいせつ罪ではなく、改正刑法上の「強制性交等罪」によって処罰されるでしょう。
また、強姦罪の法定刑が3年以上の有期懲役であったのが、強制性交等罪では5年以上の有期懲役となり、法定刑も加重されています。

さらにもう一つ大きな変更点として、親告罪でなくなった事が挙げられます。
つまり、これまでの強姦罪では示談交渉により被害者に告訴を取り下げてもらう事で不起訴処分を獲得することが出来ましたが、強制性交等罪は告訴を取り下げてもらったとしても必ず不起訴処分になるわけではなくなりました。
しかし、だからと言って示談交渉をすることが無駄だということは決してありません。
示談交渉によって謝罪や反省の気持ちを伝えることや、当事者間では事件が解決している事を主張することで裁判官や検察官の判断に影響を与える事も、より軽い量刑の獲得や刑の刑の減軽、執行猶予などの獲得を目指すこともできます。

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初回接見サービス無料法律相談も承っております。
(福岡県宗像警察署への初回接見料:3万8,900円)