福岡県嘉麻市の傷害事件で示談するなら 被害届取下げで不起訴の弁護士

2017-12-26

福岡県嘉麻市の傷害事件で示談するなら 被害届取下げで不起訴の弁護士

Aさんは、福岡県嘉麻市の居酒屋でお酒を飲んでいたところ、隣の席の客Vさんとささいなことから口論となってしまいました。
Aさんは酔っていたことも手伝って、Vさんに対し、殴る蹴るの暴行を加え、鼻の骨を折るなどの怪我を負わせてしまいました。
Vさんの友人に呼ばれて駆けつけた居酒屋店員は警察へ110番通報をし、Aさんは、Vさんに対する傷害罪の容疑で福岡県嘉麻警察署の警察官に逮捕されました。
後日、Vさんは被害届を提出したようです。
(フィクションです)

~傷害事件と被害届取下げ~

喧嘩など暴力事件の場合、暴行罪傷害罪に該当する可能性があります。
暴行罪と傷害罪の差は、被害者に傷害の結果が生じてしまったかどうかで判断されます。
傷害の有無は、生理機能や健康状態を害することが生じたか否かで判断されることが一般的です。

傷害罪は、刑法204条に、「人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」と規定されています。
被害者に傷害の結果が生じてしまい、刑事事件化した場合、被害者と示談をすることが有効な弁護活動の1つとなります。

示談は、加害者が被害者に対して謝罪したり、相応の弁償金を支払ったりすること等を条件に、被害者は被害届を出さないように約束したりや今回の件については許すことにしたりする等、お互いの間で解決しましたという約束をすることを言います。
示談の時点で、被害者がすでに被害届を提出してしまっているような場合でも、示談成立の際に、被害届取下げを約束してもらうことができれば、被害者が被疑者の処罰を望んでいないという意思を伝えることができ、不起訴処分になる可能性を高くすることができます。
不起訴処分になれば前科が付くこともありませんし、逮捕・勾留等の身体拘束からも解放されます。
このように、示談締結の有無や被害届取下げは、刑事処分に大きな影響を与えますが、示談交渉が上手く行くか否かには、刑事事件の弁護経験が大きく影響します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門の法律事務所として、多くの傷害事件を取り扱ってきました。
示談交渉や被害届取下げについてプロの意見を聞いてみたいという方は、0120-631-881から、弊所弁護士による初回無料法律相談のご予約をお取りください。
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福岡県嘉麻警察署 初回接見費用 43,900円