東京都世田谷区の凶器準備集合罪で暴走族を逮捕 刑事事件に弁護士

2017-02-06

東京都世田谷区の凶器準備集合罪で暴走族を逮捕 刑事事件に弁護士

Aくん(17歳)ら10名は、凶器準備集合罪の疑いで警視庁北沢警察署に逮捕されました。
Aくんは、逮捕されてからずっと黙秘しています。
Aくんの母は、刑事事件に強いと評判の法律事務所に法律相談に行きました。
(フィクションです)

~凶器準備集合罪とは・・・~

凶器準備集合罪という犯罪を知っている人は少ないと思います。
凶器準備集合罪とは、2人以上の者が他人の生命などに対して共同して危害を加える目的で集まり、かつ凶器を準備したり凶器の準備があることを知りながら集まった場合に成立します。
この犯罪が規定されることとなったのは、1958年のことです。
当時、活発に行われていた暴力団抗争の準備行為を摘発するために定められました。

最近では、

・2012年に関東連合が何ら関係のない被害者を巻き込んで起こした殺人事件
・2014年に静岡県で暴走族の少年14人が起こした決闘事件

などで凶器準備集合罪が適用されました。

凶器準備集合罪は、凶器を持って集まった段階で成立するため、実際に他人の利益が侵害される前に検挙することができます。
そのため、同罪は、加害者らによる加害行為の事前抑制に資するのではと考えられます。
また、凶器準備集合罪で検挙できることは、別の犯罪の捜査や立件のきっかけになりうると考えられます。

暴走族に関わる刑事事件は、少なくありません。
そして、暴走族に属するのは、主に少年であるところ、暴走族に関わる刑事事件と言えば、少年事件に分類されることが多いようにみえます。
このような場合、弁護士を探すなら刑事事件や少年事件に強い弁護士を探して下さい。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、凶器準備集合罪にも対応できる刑事事件・少年事件の弁護士がいます。
逮捕される前でも逮捕された後でも、刑事事件・少年事件でお困りの際は、弊所までお電話ください(0120‐631‐881)。
警視庁北沢警察署までの初回接見費用についてのお問い合わせも、お電話にて受け付けています。