【逮捕】京都市の傷害事件で弁護士 京都府警東山警察署に近い法律事務所

2016-10-17

【逮捕】京都市の傷害事件で弁護士 京都府警東山警察署に近い法律事務所

Aは、京都市の自宅において、隣家に居住する家人に向けてラジオの音声を鳴らし続けて、被害者に精神的ストレスを生じさせました。
Aは傷害事件の被疑者として、京都府警東山警察署の警察官により呼び出しを受けています。
Aは、被害者に対して直接暴行などを加えていないことから、傷害には当たらないと主張しています。
Aさんの弁護人には、京都市内で有名な刑事事件専門の法律事務所から選ばれた弁護士が選任されました。
(フィクションです)

~傷害の意義~

傷害罪における「傷害」については、
①人の生理的機能を害すること又は人の健康状態を不良に変更することとする見解
②人の身体の完全性を侵害することとする見解
③生理的機能の傷害又は身体の外貌への著しい変化とする見解
があります。

この点、裁判例では、①の見解が採用されているとされています。
傷害と認められた裁判例としては、中毒症状・めまい・嘔吐、病毒の感染、意識障害・筋弛緩作用を伴う急性薬物中毒の症状、歯根の炎症などを生じさせた場合は傷害に当たるとされています。
今回の事案では、Aが主張するように、Aが被害者に対して上記のような症状を生じさせているわけではありません。
上記の見解の中には、傷害に当たらないと考えるものもあります。
しかし、PTSDなどの精神的疾患についても、「傷害」にあたる可能性があります。
最高裁判所でも、一時的な精神的苦痛やストレスを感じたという程度にとどまらず、医学的な診断基準において求められている特徴的な精神症状が継続して発現した場合には傷害に当たると判断されたものがあります。

今回の事案においても、Aの行為が傷害罪に当たると判断される可能性が十分にあるということになります。
京都市の傷害事件法律事務所をお探しの方は、あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
弊所には、信頼できる弁護士が多数そろっています。
(京都府警東山警察署の初回接見費用:4万720円)