大阪市の暴力事件で逮捕 傷害致死罪でも頼れる弁護士

2016-12-24

大阪市の暴力事件で逮捕 傷害致死罪でも頼れる弁護士

大阪市西淀川区在住のAさんは、Vさんと喧嘩になってしまいました。
AさんはVさんを何度も殴って気絶させてしまいました。
その後、AさんはVさんを放置して立ち去りました。
後日、大阪府警西淀川警察署の警察官がAさん宅に現れ、傷害致死罪の容疑で逮捕されてしまいました。
Aさんが立ち去った後に、Vさんは死亡してしまったようです。
(フィクションです)

~傷害致死罪~

傷害行為によって人を死亡させてしまった場合、傷害致死罪となります。
人が死亡している点では殺人罪と同様です。
しかし、傷害致死罪と殺人罪には決定的な違いがあります。
それは殺意の有無です。
人が死亡したとしても、「殺してやろう」という意思がなく、「傷害してやろう」という意思しかなければ傷害致死罪になります。
ちなみに、「まさか死ぬとは思っていなかった」と思っていた場合でも傷害致死罪になります。
今回のAさんの場合にも傷害致死罪が成立する可能性が高いです。

では、もしAさんが立ち去った後、第三者がVさんを殴って死亡させた場合はどうなるでしょうか。
これは「因果関係」という難しい問題です。
第三者が殴ろうが、Vさんが遅かれ早かれ死亡するような状況であれば、Aさんに傷害致死罪が成立する可能性があります。
一方で、第三者が死因を形成したような場合には、Aさんは傷害罪にとどまる可能性もあります。

このように、因果関係の有無で成立する犯罪も大きく変わってくるのです。
しかし、因果関係の立証というのは法律知識だけでなく、医師等との連携も必要になってきます。
決して簡単なものではありません。
だからこそ、刑事事件専門の弁護士に依頼するのがよいのではないでしょうか。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は暴力事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
数多くの刑事事件を解決に導いてきた実績と信頼を備えた弁護士が在籍しております。
刑事事件専門だからこそ、因果関係といった難しい問題を含む暴力事件でもベストな活動をさせていただきます。
暴力事件でお困りの方は、すぐに弊所までご連絡いただき、無料相談をご利用ください。
すでに逮捕されている場合には初回接見サービスをご利用ください。
(大阪府警西淀川警察署 初回接見費用:3万4800円)