(刑事事件専門)示談の詳細は弁護士に…東京都板橋区の傷害事件

2017-08-02

(刑事事件専門)示談の詳細は弁護士に…東京都板橋区の傷害事件

東京都板橋区に住んでいるAは、恋人であるVに対して、別れ話のもつれから殴る蹴るの暴力をふるい、加療約1週間程度の傷害を負わせてしまった。
警察に通報されることはなかったので、Aによる傷害行為については未だ事件化はされていない。
後日、警視庁高島平警察署への被害届の提出に関して、AとVで話し合いが行われることとなり、AはVとの間で示談交渉を取り計らってもらえないだろうかと、刑事事件を専門とする弁護士に相談をすることにした。
(フィクションです。)

~示談の意味や効果とは?~

傷害事件などの刑事事件が起こり、被害者がいる場合、示談交渉が行われることが多くあります。
示談とは、被害者に対して相応の金銭を支払うことで、事件を当事者間で解決するという内容の合意をかわすことをいいます。
示談がまとまれば、被害者が加害者を許していることを示すことができます。
被害届が出される前に示談がまとまれば、事件化(捜査機関による捜査が始まること)を防ぐことが期待できたり、事件化されても起訴がされる前であれば、不起訴処分を獲得することが期待できるようになります。
また、起訴後の示談であっても、量刑(刑罰の重さ)が軽くなる事情となったり、執行猶予が付きやすくなったりもします。
さらに、示談をすることにより、損害賠償請求といった刑事事件とは別の民事に関する紛争を事前に防止することもできます。

いいことばかりのように見える示談ですが、示談を締結することはそう簡単なことではありません。
示談交渉について、当事者間で直接話し合うことでは、被害感情が高まったり、書面の不備より法的な効力が認められず後日紛争が蒸し返されてしまうおそれがあるため、弁護士を入れて行うのが一般的です。
また、事件の内容や被害の内容・程度によって、示談金についてのある程度の相場観がありますので、適切な示談金についてを提示することも期待できます。
そのため、こうした示談交渉については、刑事事件を専門とする弁護士にご依頼されることをお勧めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士であり、傷害事件についての刑事弁護活動も多数承っております。
被害者との示談交渉についてお困りの方も、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
警視庁高島平警察署への初回接見費用:3万7,900円