岐阜県大垣市の騒音による傷害罪で逮捕 刑事事件に強い弁護士

2016-12-31

岐阜県大垣市の騒音による傷害罪で逮捕 刑事事件に強い弁護士

岐阜県大垣市に住むAさんは、隣の家に住むVさんのことを疎ましく思っており、1年にもわたって、連日Vさん宅に向けて、昼夜を問わず大音量の音楽を流し続けていました。
VさんはAさんの発する騒音によって、不眠や頭痛といった症状を引き起こされてしまい、警察へ被害届を出すことにしました。
Aさんは、岐阜県警大垣警察署の警察官に、傷害罪の容疑で逮捕されてしまいました。
(※この事例はフィクションです。)

・騒音による傷害罪について

傷害罪は、刑法204条に定められており、人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処するとされています。
傷害罪の「人の身体を傷害」する、という部分については、人の生理的機能に障害を加えることであると解されています。
したがって、人を殴ったりけったりして、骨折などの怪我を負わせることはもちろん傷害罪になります。
そして、暴行や脅迫によって外傷後ストレス障害(PTSD)を起こさせることも傷害罪となるとされています。

さらに、強い音や光によって人を傷つけることも傷害罪になりえます。
実際に、隣人トラブルから主婦が騒音を出し続け、隣人夫婦に不眠やめまいなどの症状を引き起こしたとする事件では、その主婦に対して傷害罪の有罪判決が下っています(奈良地判平16.4.9)。
このように、物理的に人に攻撃をしていなくても、傷害罪という犯罪は成立しうります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件を専門に取り扱っています。
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(岐阜県警大垣警察署までの初回接見費用:4万1000円)