暴力事件で逮捕 奈良県の弁護士と取調べ

2016-12-25

暴力事件で逮捕 奈良県の弁護士と取調べ

Aさんは、ある暴力事件の被疑者として逮捕されてしまいました。
今も奈良県警西和警察署の取調室で、警察官の厳しい取調べを受けています。
以前にも、強要事件を起こしたことがあり、前科もついています。
しかし、今回に関しては、全く無関係なのです。
それにもかかわらず、Aさんの否認も空しく取調べは、開始から5時間が経過しました。
(フィクションです)

~実際の取調べ~

一口に取調べと言っても、そのやり方は、担当の警察官や問題となっている事件の性質などによって様々なようです。
厳しく行われることもあるようですし、一方で拍子抜けするほど穏やかに優しく行われることもあるようです。
そのため、暴力事件などで取調べを受けることになったとしても、その対策の必要性は、一概には言えないでしょう。
十分に対策を取らないといけないこともあるでしょうし、その逆もありうると思います。
ですが、「備えあれば憂いなし」とも言いますから、次のような点を想定しておくといいと思います。

まず、数時間の取調べが何日も続くことがあります。
特に逮捕されてしまった場合の取調べは、数日にわたって行われる可能性が高いでしょう。
身柄拘束の期間は、最大23日間ですから、いつか終わるわけですが、その間、心が折れてしまわないとも言い切れません。

取調べを担当する警察官の発言が真実ではないことがあります。
証拠はそろっている」「罪を認めれば刑は軽くなるし、罪を否認すれば刑は重くなる」など常套句のように使われるようです。
しかし「証拠はそろっている」というときの、証拠は一体何なのでしょうか。
「罪を認めれば刑は軽くなる」「罪を否認すれば刑は重くなるというのは、最終的に裁判官が判断することです。
不安に思うかもしれませんが、冷静に考えていただきたいところです。

こうしたポイントは、あくまで一般論です。
また、たくさんあるポイントのうちの一部を概略的に示したまでにすぎません。
詳しいことはぜひ刑事事件を専門とする弁護士にお尋ねください。
あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、暴力事件に関する取調べについても、豊富な経験をもとにしっかりとアドバイスさせていただきます。
まずは、お電話ください(0120-631-881)。
(奈良県警西和警察署の初回接見費用:3万8900円)