(弁護士)京都府の傷害事件で逮捕 示談交渉で不当な請求

2016-12-21

(弁護士)京都府の傷害事件で逮捕 示談交渉で不当な請求

Aさんは、職場近くの居酒屋で同僚とお酒を飲んでいた際、暴力事件に巻き込まれました。
一番初めにケンカし始めたのは、Aさんの同僚Bと別テーブルで飲んでいた客Vです。
Aさんは、その仲裁に入っただけでした。
しかし、Vは、Aさんの同僚Bだけでなく、Aさんにも暴力を振るわれ、ケガをしたと主張して、示談金100万円の支払いを請求してきました。
Vの要求は明らかに不当でしたが、京都府警城陽警察署の警察官は、民事不介入だとして助けてくれませんでした。
(フィクションです)

~示談交渉と不当な請求~

傷害事件などの暴力事件では、ほとんどの場合、示談交渉が行われます。
中には、被害者が示談交渉に一切応じてくれないケースや示談交渉が決裂するケースもありますが、かなりの割合で示談による解決が見込めるでしょう。
示談交渉による事件解決は、早期解決を導く大きなポイントですから、示談交渉は大いにお勧めできます。
しかし、注意すべき点もあります。

例えば、被害者が要求する示談金額に素直に応じていいのかという点です。
一日でも早く事件を終わらせたいという気持ちから、被害者の言いなりになってはいけません。
確かに示談交渉は、当事者同士の話し合いにすぎませんから、結論が事案ごとに異なることは往々にしてあります。
被害者の主張する金額が不当なように思えても、実際の被害状況等に照らして相当と言えることもあるでしょう。
しかし、傷害事件などの暴力事件でも示談金額の相場があります。
何ら根拠のない不当な高額請求には応じない、という判断も必要です。

一般的な示談金額がどれくらいになるのかを知ったうえで、示談交渉を進めても、遅くはないでしょう。
まずは弁護士の話を聞き、被害者側の主張が正当なものか、しっかりと検討することから始めましょう。
あいち刑事事件総合法律事務所は、示談交渉が得意な弁護士も多数所属しています。
傷害事件などの暴力事件で示談交渉を成功させた実績も多数あります。
まずは、お気軽にお電話ください。
(京都府警城陽警察署の初回接見費用:3万8200円)