愛知県の傷害事件で逮捕 DNA鑑定に詳しい弁護士

2016-12-03

愛知県の傷害事件で逮捕 DNA鑑定に詳しい弁護士

Aさんは、清須市内で発生した傷害事件について取調べをするとして愛知県警西枇杷島警察署から呼び出しを受けました。
昨今では、DNA鑑定の技術が発達し、調べればすぐに自分への疑いも晴れるだろうと思っていますが、心配は癒えず、弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~DNA鑑定って誰がやっているの?~

DNA鑑定は、先端科学技術を駆使した捜査手法の一つです。
その技術・正確性は、時代とともに高まっており、かなり信用できるものと言ってよいでしょう。
もっとも、これは、あくまで人間が行うものである以上、100%正確とまでは言い切れないでしょうし、また検査過程でミスが起きることもあり得ます。
ですから、絶対的に信用できるものとまでは言い切れない部分があります。

そもそもDNA鑑定をしている人たちは、信用できる人なのでしょうか。
ほとんどの刑事事件のDNA鑑定は、警察庁科学警察研究所(科警研)の技官または警視庁や道府県警察の科学捜査研究所(科捜研)の鑑定技術職員が行っています。
特に科捜研の鑑定技術職員は、「鑑定員」の「認定書」を受けたものでなければDNA鑑定をすることができないことになっています。
それは、DNA鑑定が高度の専門的知識及び技能を必要とし、かつ、警察の統一的な運用を図る必要があるからです。
もっとも、鑑定員になるための研修課程や鑑定員のDNA鑑定に関する知識・技能の程度は、明らかになっていません。

傷害事件などの暴力事件でも現場に残されたDNAが犯人特定の手掛かりになることはあります。
それは、現場に残された客観的証拠となり得ますが、その信用性については、慎重に判断すべきです。
刑事事件を専門とする弁護士であれば、その専門的知識に基づき、DNA鑑定の結果に従った事実認定を効果的に争えます。
ですから、傷害事件で刑事裁判を迎えそうだという方は、刑事事件を専門とする弁護士を探した方がいいでしょう。

あいち刑事事件総合法律事務所には、暴力事件に強い弁護士もいます。
傷害事件もその一つですから、もしお困りの方がいらっしゃいましたら、弊所までお問い合わせください。
また逮捕されてしまっているということであれば、初回接見サービスもお勧めです。
(愛知県警西枇杷島警察署の初回接見費用:3万5700円)