福岡県直方市のいじめ事件にも対応…窃盗の強要事件も弁護士へ

2017-07-15

福岡県直方市のいじめ事件にも対応…窃盗の強要事件も弁護士へ

福岡県直方市の大学に通う21歳のAさんは、いわゆる「いじめグループ」に属しており、同級生であるVさんに、日頃から暴行等のいじめを行っていました。
ある日、Aさんは、Vさんに「万引きをしてこい」と命令し、Aさんに恐怖を感じていたVさんは、Aさんに従って窃盗を行おうとしましたが、店員の通報で駆け付けた福岡県直方警察署の警察官に事情聴取を受けることになりました。
これにより、Aさんらによる強要行為も発覚し、Aさんは、強要罪の容疑により、福岡県直方警察署から出頭要請を受けました。
(フィクションです。)

~強要罪~

脅迫又は暴行を用いて他人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した場合、強要罪となります。
上記の例では、命令に伴い現に暴行・脅迫を用いていませんが、Vさんが日々いじめを受けていたことから、命令の態度だけで黙示の脅迫があったと判断される可能性があります。
ですので、いじめによって犯罪を強要することも強要罪にあたると考えられます。
なお、犯罪を強要した場合には、強要罪の他にも、共犯者として強要した犯罪(今回であれば窃盗罪)も成立する可能性があります。

強要罪の法定刑は、3年以下の懲役刑のみで罰金刑がありません。
懲役刑となってしまえば、学校や会社に行くことが出来きませんから、退学処分や解雇といった厳しい処分を受けるリスクもあります。
そうなってしまうと、本人だけではなく、家族の方にも精神的、社会的、経済的な負担となってします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件を専門に取り扱う弁護士が多数在籍しています。
強要罪による実刑回避のためには、被害者の方との示談や、再犯防止策の構築などを行い、執行猶予を獲得するといった方法が考えられます。
弊所の弁護士は、刑事事件専門の弁護士ですから、どのような弁護活動を取ることができるのか、見通しはどうなのか、といったご相談にも丁寧に対応させていただきます。
いじめによる強要事件などにお困りの方は、弊所の弁護士までご相談ください。
福岡県直方警察署までの初回接見費用:4万1,400円