東京都豊島区の傷害事件で逮捕 起訴猶予にしたい弁護士

2017-02-02

東京都豊島区の傷害事件で逮捕 起訴猶予にしたい弁護士

Aさんが傷害事件の被疑者として逮捕されてしまったのは、昨年の夏のことでした。
Aさんは、まさか自分が被疑者として逮捕されるとは夢にも思っていませんでした。
しかし、逮捕され警察官の取調べを受ける中で、自分の行いを深く反省するに至りました。
Aさんのご家族が見つけた弁護士のサポートを受けながら、被害者に対して誠心誠意謝罪や被害弁償を尽くした結果、Aさんは、起訴猶予、すなわち不起訴処分とされました。
(フィクションです)

~起訴猶予率が高い暴力事件~

今回は、起訴猶予という処分に注目したいと思います。
起訴猶予とは、不起訴処分の1つです。
被疑者が事件を起こしたことは証拠上明らかであるものの、今回は起訴を見送るという処分です。
起訴猶予となるには、被疑者が深く反省している、示談が成立している、軽微な犯罪であることなどの事情が考慮されます。

暴力事件の中でも起訴猶予になることが多いものとそうでないものがあります。
暴力事件の中でも代表的なものについてみてみましょう。
起訴猶予率が50%を超えている暴力事件としては、暴行事件傷害事件があります。
一方で、強盗事件や殺人事件、強姦事件、強制わいせつ事件では、起訴猶予率が10%以下にとどまっています。

実際に不起訴処分となるか否かは、各事件の個別事情に大きく左右されますから、これらのデータから「起訴されやすさ(起訴されにくさ)」を一概に考えることは危険です。
しかし、少なくとも強盗事件や殺人事件など世間一般に重大犯罪と捉えられるものは、起訴の可能性も高いと言えるでしょう。
そのため、起訴猶予となる可能性も低くなってしまいます。

起訴猶予になるか否かは、弁護士による積極的な弁護活動に影響される部分も大きいです。
傷害事件のような暴力事件で起訴猶予による不起訴処分を目指したいのであれば、できるだけ早い段階で弁護士に相談することが大切です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、思い立ったときにすぐ法律相談の予約ができるよう、24時間365日法律相談の予約を受け付けています。
傷害事件に強い弁護士をお探しの方は、ぜひ弊所にお問い合わせください(0120‐631‐881)。
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