東京都日野市の現場助勢事件 教師の刑事事件でも頼りになる弁護士

2017-12-21

東京都日野市の現場助勢事件 教師の刑事事件でも頼りになる弁護士

東京都日野市に住んでいるAさん(43歳・小学校教師)は,深酒をしてしまった帰り道に,Bら3人の男性が喧嘩をしているのを見かけました。
Bら3人ともが鼻や口元から血を流がしている激しい喧嘩でした。
Aさんは,元々格闘技観戦が好きであり,飲酒していたことも手伝い,「もっとやれやれ!」「しっかり殴れよ!」などと喧嘩をはやしたて,あおってしまいました。
通行人の通報によって,警視庁日野警察署の警察官がBらの喧嘩を止めに来た際も,Aさんは,「面白いのになんで止めるんだ!もっとやれ」と喧嘩をあおる行為をやめませんでした。
Aさんは,警視庁日野警察署の警察官から,現場助勢罪の容疑で現行犯逮捕されました。
警察からAさん逮捕の連絡を受けたAさんの妻は,Aさんが教師であることから,失職してしまうのではないかと刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

・現場助勢罪とは

現場助勢罪は,傷害罪または傷害致死罪に該当する行為が行われるにあたり,現場において勢いを助けた者が問われる犯罪です。
現場助勢罪の刑事罰は,1年以下の懲役または10万円以下の罰金もしくは科料と規定されています(刑法206条)。
現場助勢罪は,傷害の現場における単なる助勢行為を処罰するものです。

・教師による刑事事件

小学校等の教員(教師)は,禁固以上の刑を受けると,判決確定時に失職することとなります(学校教育法9条2号)。
たとえ執行猶予がついた判決であっても,禁固以上の有罪判決を受けてしまえば職を失うことになります。
さらに,公立学校の教師である場合には,地方公務員の扱いとなりますから,刑事事件で起訴された段階で休職することにもなりかねません(地方公務員法28条2項2号)。
上記事例の現場助勢罪では,懲役刑も定められていますから,Aさんのような教師が犯してしまった場合,Aさんの妻が心配するように,失職のリスクがあることになります。
このように,教師による刑事事件のリスクは非常に大きく,迅速に専門家である弁護士に対応してもらうことが重要であることがお分かりいただけると思います。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件専門の法律事務所です。
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警視庁日野警察署 初回接見費用 35,400円