東京都八王子市で逮捕されたら…傷害致死事件に強い弁護士へ

2017-06-29

東京都八王子市で逮捕されたら…傷害致死事件に強い弁護士へ

東京都八王子市に住むAさんは、普段から気にくわないと思っていたVさんに対し、ついに我慢の限界を迎え、執拗な暴行を加えました。
Vさんは、Aさんの暴行が緩んだすきに逃げ出しましたが、恐怖によって錯乱しており、自動車が来ていることに気づかずに車道に出てしまい、その結果自動車に轢かれて死亡してしまいました。
Aさんは、警視庁南大沢警察署の警察官に傷害致死罪の容疑で逮捕され、この逮捕を知ったAさんの家族が、東京都八王子市で刑事事件に強いと評判の弁護士に、弁護を依頼しました。
(フィクションです。)

~Aさんは傷害致死罪にあたる?~

他人の身体を傷害し、よって人を死亡させた場合には、傷害致死罪となります。
傷害致死罪が成立するには、暴行・傷害行為から死亡結果が生じたと言えなければなりません。
上記の例では、Aさんが暴行を加え、Vさんの死亡結果が生じていますが、Aさんの行為と結果の因果関係があるかが問題になるでしょう。

被害者が高速道路に侵入した類似の事例で、最高裁判所は、「被害者が高速道路に侵入して死亡したのは被告人らの暴行に起因するものと評価できる」として、被告人に傷害致死罪を成立させています。
そのため、上記の例でも、Aさんには傷害致死罪が成立する可能性があります。

傷害致死罪となった場合には、3年以上の有期懲役となります。
懲役刑となった場合、本人だけではなく、その家族の方にも精神面、経済面など様々な負担になるでしょう。
刑を少しでも軽くすることで、その負担を減らすことができるかもしれません。

弁護士が減刑を求めるために行う活動の1つとして、情状弁護が挙げられます。
例えば、Aさんが暴行に出たことに事情があった事や、Vさんの遺族との示談交渉が終了している事などの事実があれば、それらを考慮すべき事情として主張することができます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、刑事事件を専門とする弁護士が多数在籍しています。
東京都八王子市傷害致死事件でお悩みの方は、ぜひ弊所の弁護士にご依頼ください。
警視庁南大沢警察署までの初回接見費用:3万7,100円