(逮捕)奈良県奈良市で公務執行妨害罪 デモ規制で逮捕されたら刑事事件に強い弁護士

2017-01-19

(逮捕)奈良県奈良市で公務執行妨害罪 デモ規制で逮捕されたら刑事事件に強い弁護士

Aさんは、ある政治問題に強い関心を持ち、デモ行進を行っていました。
その際、現場で交通規制していた警察官Bともみあいになり、弾みで警察官Bの顔をはたくなどしてしました。
Aさんは、公務執行妨害罪奈良県奈良西警察署の警察官に現行犯逮捕されることとなってしまったのでした。
(フィクションです)

~公務執行妨害事件になるケース~

最近は、様々な政治問題に関して、頻繁にデモ行為が行われています。
中には、逮捕者が出るような事態になることもあるようです。
もっとも、デモ規制の際に、公務執行妨害罪などの犯罪行為が行われ逮捕者が出ることは、今に始まったことではありません。
過去にもデモ規制を行う警察官への暴行をめぐり公務執行妨害罪が成立するか否かが争われた刑事裁判は、多数あります。

警察官がデモ隊参加者を引っ張ったり、押したりすることは、適法な制止行為として許されることも多いです。
しかし、警察官の制止態様が違法と認められた刑事裁判例もないことははありません。
例えば、昭和49年に東京高等裁判所で開かれた刑事裁判では、不当な規制に反発したデモ隊が暴行の挙に出たところを集団逮捕する意図で制止した疑いがあるとして、警察官らの制止行為を違法としました。
その結果、公務執行妨害罪の成立は否定され、被告人は無罪とされました。
(東京高判・昭49年3月29日)

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奈良県奈良西警察署の初回接見費用:3万9000円)