静岡市清水区で強要罪の在宅事件 示談交渉の弁護士 

2017-01-18

静岡市清水区で強要罪の在宅事件 示談交渉の弁護士 

Aは、近所トラブルのいざこざから、近隣住民であるVに対して「俺はやくざだ。土下座で謝罪しないとただではすまさんぞ」などと脅し、謝罪させました。
ところが、後日になってVが、無理やり謝罪させられたと静岡県清水警察署に被害届を提出したことにより、Aは強要事件の被疑者として捜査を受けることとなりました。
Aは逮捕こそされなかったものの、連日、清水警察署まで呼び出され、取調べを受けました。
Aは、実際にはやくざでも何でもなく、Vに無理やり土下座で謝罪させたことについてはやりすぎたと思っており、謝罪したいと考えていましたが、直接謝りに行ってもおそらく受け入れてもらえないだろうと考えたAは、どうにかVとの間で謝罪に基づく示談交渉をしてもらえないかと、法律事務所に行き、刑事事件の経験を豊富とする弁護士に刑事弁護活動を依頼することにしました。
(フィクションです。)

上記の例では、Aは、強要罪の被疑者として、在宅の捜査を受けています。
強要罪は、「生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した」場合に成立する犯罪です。
Aは、「俺はやくざだ。土下座で謝罪しないとただではすまさんぞ」と脅迫して、Vに義務のない謝罪をさせていますので、同罪が成立します。
強要罪の法定刑は3年以下の懲役と、決して軽いものではありません。

この強要の事実について争いのない場合に、想定される弁護活動としては、被害者との間の示談交渉が考えられます。
弁護士を介して被害者と早期の示談をすることによって、不起訴処分を獲得できる可能性があります。
示談交渉はAの危惧する通り、被害者との話し合いですので、同時者同士の交渉では被害感情の観点から拒絶されたり決裂してしまったりしてしまうことが多いです。
そこで、第三者である弁護士を介することで、被害者の感情に誠実に向き合いつつも、適切な内容の示談交渉を期待することができます。

弁護士あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は刑事事件専門であり、被害者との示談交渉を含む弁護活動を多数承っております。
強要事件ににお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
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