滋賀県で評判のいい弁護士 暴力事件で私人逮捕

2016-12-26

滋賀県で評判のいい弁護士 暴力事件で私人逮捕

Aさんは、電車内で、偶然、痴漢事件を目撃してしまいまいした。
電車内はかなり込み合っており、その場で犯人を取り押さえることは不可能だったため、電車を降りてから犯人を逮捕しようと思いました。
そして、いざ電車を降りて犯人を逮捕しようとした際、問題が起こりました。
15分ほど前まで、Aさんの見ている中で痴漢行為をしていた犯人が、激しく抵抗したのです。
滋賀県警守山警察署の警察官がやってきた後、まず手錠をかけられたのは、Aさんでした。
(フィクションです)

~私人逮捕をめぐるトラブル~

逮捕は警察官が行うのが一般的ですが、中には例外もあります。
例えば、痴漢事件で犯人を逮捕しようとした上記のAさんのように、一般の方が、犯人を逮捕することも法律上認められています。
これを私人逮捕と言います。
今回は、私人逮捕をめぐるトラブルをご紹介したいと思います。

よくあるのは、私人逮捕を免れようとした犯人が激しく抵抗したため、逮捕に着手した一般の方が犯人に対して暴行を働いてしまうケースですう。
法律を知らないために「一般人が何の権限で自分を逮捕するのか??」と抵抗する犯人も少なくありません。
そうした場合に、犯人を取り押さえようとやむを得ない暴行もあるでしょうが、行き過ぎれば、暴行罪や傷害罪といった犯罪になってしまうこともあります。
つまり、犯人を取り押さえようとした自分が犯人になってしまうのです。

他には、私人逮捕した後の処理を誤り、暴力事件に発展してしまうケースがあります。
私人逮捕した場合は、法律上、直ちに犯人を検察官や警察官に引き渡さなければなりません。
これを怠ると、不法に人を逮捕・監禁したとして、逮捕監禁罪が成立してしまう恐れがあります。
この場合、3カ月以上7年以下の懲役に処せられる可能性があります。

このように私人逮捕がかえって暴力事件などトラブルの原因になってしまうこともあります。
もしお困りの方は、あいち刑事事件総合法律事務所弁護士にご相談ください。
弊所の暴力事件に詳しく評判のいい弁護士がトラブルの解決に尽力いたします。
(滋賀県警守山警察署の初回接見費用:4万600円)