【殺人未遂事件で逮捕には接見】殺意の否認は刑事事件専門の弁護士へ

2018-03-24

【殺人未遂事件で逮捕には接見】殺意の否認は刑事事件専門の弁護士へ

AとVは、愛知県碧南市ある職場の同僚であったが、酒の席で一緒になると言い争いになることが少なくなかった。
ある日、共に酒を飲んだ帰り道に再び言い争いになり、かっとなったAは近くにあった鉄パイプでVを殴打した結果、Aは昏倒状態に陥った。
通報を受けた愛知県碧南警察署は、Aを殺人未遂罪の容疑で逮捕した。
なお、AはVに対する殺意否認している。
Aの家族は、逮捕されたAへの接見を依頼するため、刑事事件専門の弁護士に相談することにした。
(本件はフィクションです。)

本件でAは、殺人未遂罪逮捕されていますが、Vに対する殺意否認しています。
刑法199条「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する」と規定していますが、本件では人の死という結果までは生じていないため殺人未遂の罪責が問われています(刑法43条本文・44条、203条)。
そして未遂であってもこれを処罰するためには、199条に該当する犯罪事実をAが認識・認容していること(殺意を有すること)まで検察官は立証しなければなりません。

この点、殺人事件のような重大事件で被疑者が殺人未遂罪の殺意を否認しているような場合には、取調官は殺意を認めさせるために執拗かつ威圧的な取調べが行われる危険性があります。
本来殺意を否認を主張したい場合でも、自責の念からこのような取調べに対し殺意を認めてしまうこともあるのです。
このような状況に対処するためには、弁護士による接見が重要になってきます。
被疑者には黙秘権があることや、供述調書の署名・押印の拒否および訂正の申し立てができることなど、弁護士接見することで厳しい取調べに対する対応策を教授することもできるのです。
また、苛烈になった取調官による取調べが、違法であったり不当である場合には、弁護士による抗議やその違法性や不当性を主張することも考えられます。

上記のような弁護活動を迅速に行うことができるのが刑事事専門の弁護士です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門であり経験豊富な弁護士が多数所属している法律事務所です。
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愛知県碧南警察署までの初回接見費用:39,900円