さいたま市岩槻区のタクシー恐喝事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士に相談

2018-07-19

さいたま市岩槻区のタクシー恐喝事件で逮捕 刑事事件専門の弁護士に相談

さいたま市岩槻区に住むタクシー運転手のVさんは、乗客として載せたAさんに「タクシーのドアに足を挟まれてけがをした」「慰謝料として金を支払え。さもないとどうなるか分かっているだろうな」などと因縁をつけられ、10万円をAに交付しました。
後日、Vさんは恐喝の被害届を埼玉県岩槻警察署に提出しました。
Aさんは、後日、恐喝罪の容疑で埼玉県岩槻警察署に逮捕されました。
Aさんの家族は、今後の流れを刑事事件専門の弁護士に相談へ行きました。
(フィクションです)

【タクシートラブル】

皆さんもタクシーを使う機会は多いのではないでしょうか。
今回は、タクシートラブルに関する刑事事件について書かせていただきます。

タクシートラブルとしてまず思い浮かぶのは、財産事件ではないでしょうか。
例えば、タクシーの運転手にナイフを突きつけて金銭を脅しとる強盗事件、タクシー運転手に「お金を取ってくる」といってそのまま料金を支払わず立ち去る詐欺事件になどです。
また、暴力・粗暴犯事件として、上記例に挙げた恐喝事件等も挙げられます。
タクシー運転手に因縁をつけて、金銭を交付させる行為です。

【暴力・粗暴犯~恐喝罪】

恐喝罪の法定刑は「10年以下の懲役」と定められており、罰金刑は規定されていません。
そのため、検察官が恐喝罪で起訴をすると判断した場合には、必ず公開の法廷での裁判となってしまいます。

また、ブログをご覧の中には、「恐喝罪ではなく、強要罪ではないのか」と思われる方もいるかもしれません。
両者の主たる違いは、暴行又は脅迫などの行為により、金銭の交付をさせたのか義務のないことを行わせたのか、という点にあります。
つまり、上記事案で、運転手に因縁をつけて土下座を強要したような場合(これもよくタクシートラブルの一つとして挙げられます)には、「強要罪」に該当し、お金を交付させた場合には「恐喝罪」が成立します。

いずれにせよ、恐喝事件などで逮捕された場合、特に被害者の個人情報を知っているような場合には、簡単には身体拘束が解かれないことが多いと言えます。
また、被害者にしっかりと謝罪・賠償をしなければ、正式裁判になる確率も高くなります。
さいたま市恐喝事件を起こしてしまいお困りの方は、刑事事件のみ扱っている弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで一度ご相談ください。
埼玉県岩槻警察署 初回接見費用:37,000円