大阪市旭区で現行犯逮捕されたら…住居侵入事件も対応の弁護士

2018-04-26

大阪市旭区で現行犯逮捕されたら…住居侵入事件も対応の弁護士

Aさんは,大阪市旭区内にあるVさん宅の裏口から空き巣目的で侵入しました。
しかし,裏口が開いているのを不審に思ったVさんの通報で駆け付けた大阪府旭警察署の警察官が,Aさんを住居侵入罪の容疑で現行犯逮捕しました。
それを聞いたAさんの父Bさんは,息子のために何かできないかと思い刑事事件専門の弁護士に相談することにしました。
(以上の事例はフィクションです)

【現行犯逮捕について】

現行犯逮捕とは,犯罪を正に行っている最中もしくは行い終わってから間もないと考えられる被疑者を発見した場合に行われる逮捕です。
通常逮捕との大きな違いは,①裁判官から逮捕状の発付を受けることなく行える点,②捜査機関だけでなく一般人でも逮捕できる点です。
このように例外的な措置が設けられている理由は,現行犯逮捕の場合目の前で犯罪が発生していることから誤認逮捕のおそれが低く,一方で被疑者の早急な身柄確保の要請が強いためです。

現行犯逮捕は,犯罪をしている場面や,それを行い終ったところを実際に目撃した人でなければ,することはできません。
犯行の最中や犯行をし終えたところを現認していない場合には,現行犯逮捕の許される理由が妥当しないからです。
もっとも,犯罪を犯したことが強く推認される一定の事情がある場合には,準現行犯として現行犯逮捕ができるものとされています。
準現行犯逮捕における一定の事情の例としては,犯人として追われている,犯罪に利用したと思われる凶器を持っているなどです。

上記事例では,Aさんが他人であるVさんの家の裏口から出てきたため,まさに住居侵入行為が行われている最中です。
そのため,住居侵入罪の現行犯として警察官が現行犯逮捕しています。
なお,今回は警察官が現行犯逮捕していますが,先述のとおり一般人であるVさんでも,犯行を現認していれば現行犯逮捕できます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では,現行犯逮捕をされてしまった方へ即座に接見をし,取調べに対する適切な対応やその後の流れをお伝えすることのできる,初回接見サービスを行っております。
ご家族やご友人が住居侵入罪で現行犯逮捕されてしまった場合には,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
旭警察署 初回接見費用:3万6800円