意外と重い犯罪?三重県鳥羽市の自転車事故は弁護士に相談

2018-01-19

意外と重い犯罪?三重県鳥羽市の自転車事故は弁護士に相談

三重県鳥羽市在住のAさんは、自転車で走行中に歩行者のVさんと衝突してしまいました。
AさんはすぐにVさんを病院に連れて行きましたが、全治3週間の怪我を負ったようです。
後日、Aさんは三重県鳥羽警察署に任意で呼び出されました。
警察官から、今回の自転車事故により懲役刑もあり得ると聞いたAさんは、すぐに弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~重過失傷害罪~

自動車を運転しているときに人身事故を起こしてしまった場合、自動車運転過失傷害罪となる可能性があります。
また、アルコールを摂取した状態だったり、高速度で運転したような場合には危険運転致傷罪となる可能性もあります。
これらは自動車運転処罰法という特別法に規定されています。

では、自転車事故の場合はどうなるのでしょうか。
自転車事故について、自動車のような特別法はありません。
なので、自転車事故の場合には、刑法の過失傷害罪が成立する可能性があります。
過失傷害罪の法定刑は30万円以下の罰金又は科料ですので、非常に軽い刑罰であるといえます。

しかし、上記Aさんは懲役刑もあり得ると言われています。
その理由は「重過失傷害罪」です。
重過失とは、「少しの注意を払っていれば、事故を防げたのに注意をしなかった」というような意味です。
この場合、法定刑は5年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金です。
通常の過失傷害罪と比べて、一気に重くなってしまいます。
どのくらい注意をしていたかによって、大きな差が生まれてくるのです。
過失か重過失は難しい判断ですし、立証も難しくなりますから、刑事事件に強い弁護士に早期に相談することが重要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は暴力事件を含む刑事事件専門の法律事務所です。
早期の相談で、示談等で自転車事故を解決できる可能性も高まります。
自転車事故を起こしてしまった方は、すぐに弊所までご相談ください。
無料相談のご予約をお取りいたします(0120-631-881)。
ご本人が逮捕されている場合には、初回接見サービスをご案内させていただきます。
三重県鳥羽警察署 初回接見費用:お電話にてご案内いたします)