奈良県警生駒警察署の傷害事件で逮捕 暴行罪との区別に強い弁護士

2016-11-06

奈良県警生駒警察署の傷害事件で逮捕 暴行罪との区別に強い弁護士

岐阜市在住のAさんは、Vさんと殴り合いの喧嘩になってしまいました。
目撃者の通報したことにより、Aさんは奈良県警県警生駒警察署の警察官に現行犯逮捕されてしまいました。
Aさんは以前にも喧嘩で逮捕されたことがありましたが、そのときは暴行罪の容疑でした。
しかし、今回は傷害罪の容疑で逮捕されてしまいました。
Aさんはそれが納得いかず、取調べを受けて釈放された後、弁護士に相談することにしました。
(フィクションです)

~暴行罪と傷害罪の関係~

暴行罪や傷害罪はニュースや新聞等でもよく見る犯罪の1つでしょう。
では、両者はどう違うのでしょうか。
刑法には暴行罪は「暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは」と書いてあります。
一方で傷害罪には「人の身体を傷害した者は」と書いてあります。
要は、暴行行為が行き過ぎると傷害罪になってしまうというようなイメージです。
傷害とは人の生理的機能に障害を与えることとされています。
生理的機能に障害が発生しなければ、暴行罪となるのです。

では、どのような場合が傷害罪になるのでしょうか。
相手に怪我を負わせた場合は明らかでしょう。
判例では病毒を感染させた場合、長時間の失神状態にした場合、PTSDを与えた場合などが傷害罪になるとされています。
また、女性の髪の毛を切断した場合やキスマークをつけた場合も傷害罪になるとした裁判例があります。

しかし、実際に傷害罪と暴行罪を区別することは非常に難しいです。
「怪我を負わせた」といっても、その内容によっては暴行罪にとどまる可能性もあります。
判例等も精査しながら、傷害罪になるのか、暴行罪にとどまるのかという専門的で難しい判断が必要となるのです。
このような判断は、特に刑事事件を専門としている弁護士に相談するのが最善でしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は暴力事件、刑事事件専門の法律事務所です。
刑事事件専門だからこそ、今回のような難しい問題も解決する知識とノウハウがあります。
暴力事件を起こしてしまった方はすぐに弊所までご相談ください。
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また、逮捕勾留されてしまった場合には無料相談より初回接見サービスをご利用ください。
(奈良県警生駒警察署 初回接見費用:3万8200円)