高齢者虐待事件と弁護士 京都府木津警察署に通報して逮捕

2017-01-14

高齢者虐待事件と弁護士 京都府木津警察署に通報して逮捕

Aさん(77歳)は、京都府木津川市の老人介護施設に入所しています。
Aさんにも子供や孫がおり、毎週のように施設に顔を出してくれていましたが、ある日、Aさんの長女がAさんの腕に不自然なあざがあることに気が付きました。
施設の職員に事情を聞いても、はっきりとした答えは得られず、Aさんの長女は、自宅近くの京都府木津警察署を通るたび、Aさんの腕のあざのことを思い出し、通報した方がいいのではないかと思ってしまいます。
(フィクションです)

~増加する高齢者虐待~

近年は、児童相談所に寄せられる児童虐待の相談が10万件を超えるようになりました(平成27年度、厚生労働省発表速報値)。
しかし、いまや65歳以上の高齢者が日本の人口の4人に1人を占める時代です。
時代の流れに伴い、児童虐待だけでなく高齢者虐待も年々増加しているようです。
厚生労働省の調査によると、高齢者虐待だと判断されたケースは、平成18年度の54件から徐々に増え続け、平成26年度にはついに300件に達しました。

高齢者虐待事件は、高齢者の自宅だけでなく、老人介護施設などでも発生しています。
老人介護施設の職員が入居者の方に対して、暴力を振るったり、暴言を吐いたりしている音声などが報道されたことは、記憶に新しいところだと思います。

高齢者虐待の中には、ひどい言葉を浴びせたり冷たい態度で接するなど心理的な虐待をする事例や暴行を加えるような身体的虐待する事例などがあります。
いずれも犯罪が成立することも考えられますから、もし気になることがあれば、警察に相談することも必要です。
また、2006年には、高齢者虐待防止法が施行されており、高齢者虐待について市町村への通報が一部義務付けられています。

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京都府木津警察署の初回接見費用:3万8900円)