【久留米市の逮捕も対応】3Dプリンターによる銃製造事件なら弁護士へ

2017-11-28

【久留米市の逮捕も対応】3Dプリンターによる銃製造事件なら弁護士へ

福岡県久留米市に住むAは、3Dプリンターを用いて、弾丸を発射できる拳銃を作成した。
Aはこれを空き缶に向かって試し撃ちする動画をインターネット上に投稿していたところ、福岡県久留米警察署の警察官がA自宅にやってきて、A自宅を家宅捜索した。
福岡県久留米警察署の警察官は、3Dプリンターで作成した銃3丁を、殺傷能力のあるものと認め、Aを銃刀法違反の容疑で逮捕した。
(フィクションです。)

~銃刀法違反とは~

銃刀法とは、「銃砲刀剣類所持等取締法」の略称です。
銃刀法は、その名前の通り、銃砲や刀剣類等の所持や使用を規制する法律です。

銃を複数所持していた場合、拳銃等複数所持罪により「1年以上15年以下の懲役」になる可能性があります。
拳銃等の(単純)所持罪の法定刑は、「1年以上10年以下の懲役」とされています。
拳銃と実弾の両方を所持していた場合、加重所持に当たるとして、「3年以上の有期懲役」に法定刑が加重されます。

~3Dプリンターでの銃製造~

3Dプリンターで設計・製造した銃で人を殺傷する能力が備わった場合、その設計図が公開されれば誰でも簡単に銃を製造できることになるため、重く処罰される可能性があります。
銃刀法違反の場合、起訴されたとしても罰金刑になる場合が多いのですが、3Dプリンターで銃を製造して所持していた場合は、懲役刑で起訴される可能性が高まります。

3Dプリンターを使った犯罪は、技術発展や技術利用の自由と、他方で規制の必要性の兼ね合いから、大きく議論がなされている問題です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、このような問題にも積極的に取り組んでおります。
3Dプリンターでの銃製造事件でお困りの方は、ぜひご相談ください。
福岡県久留米警察署までの初回接見費用 40,700円