【示談なら刑事事件専門弁護士へ】東京都国分寺市の恐喝未遂で逮捕

2017-10-05

【示談なら刑事事件専門弁護士へ】東京都国分寺市の恐喝未遂で逮捕

東京都国分寺市在住の男性Aは、女性Vに対し貸付金の残金を支払えと脅迫文を送りつけたり、自宅に押し掛けるなど現金約4000万円を脅し取ろうとしました。
警視庁小金井警察署の警察官は、Aを恐喝未遂の容疑で逮捕しました。
Aは、少しでも自分の処分が軽くなるような弁護活動をしてほしいと、接見に訪れた弁護士に相談しました。
(平成29年9月23日朝日新聞のニュースを基にしたフィクションです。)

~恐喝罪~

恐喝罪は、刑法第249条1項で、「人を恐喝して財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。」と規定されています。
恐喝」とは、相手方に対し、相手方の反抗を抑圧するに至らない程度の脅迫または暴行を加え、財物交付を要求することをいいます。
暴力団組員であるAが脅迫文を送りつけたり、自宅に押し掛けたりする行為は、Bを畏怖させるに足る脅迫であるといえます。
したがって、Aの行為は「恐喝」に該当するといえます。
Aの場合、確かに「恐喝」行為は行いましたが、「財物を交付させた」とはいえないので、恐喝罪の未遂犯だといえます。

~示談~

Aは、自分に下される処分をどうにか軽くしたいと考えているようですが、恐喝罪のような被害者のいる犯罪では、示談の締結が有効な手段の1つとなります。
示談とは、当事者間では今回の事件は解決したと約束することをいいます。
AとVの間で示談が成立すれば、不起訴処分になりやすくなったり、量刑を軽くすることにつながったりするため、示談は事件解決に非常に有効となります。
今回のケースでは、恐喝未遂で逮捕されたAの身柄解放又は罪の減軽のため、弁護士は被害者Vと示談交渉を進めることが予想されます。
弁護士がVと示談交渉し、被害届を取り下げてもらったり、Vから「Aを許す」と許しの言葉を頂くなど示談が成立すれば、Aに有利な結果を導くための大きな要素の1つとなります。
このように、示談交渉は事件解決にとって重要であり、Aの身柄解放又は罪の減軽へとつながるため、示談交渉を得意とする弁護士に頼るべきです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の弁護士事務所で、示談交渉の経験が豊富な弁護士が勢ぞろいです。
逮捕や示談についてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(警視庁小金井警察署への初回接見費用:36,600円)