兵庫県生田市の暴行事件で逮捕 不起訴処分で前科をつけない弁護士

2016-12-16

兵庫県生田市の暴行事件で逮捕 不起訴処分で前科をつけない弁護士

Aさんは、兵庫県生田市の居酒屋で、隣に座っていたVさんと意気投合して話していましたが、次第に口論となり、その勢いでVさんを突き飛ばしてしまいました。
周りの人の通報によってかけつけた兵庫県警生田警察署の警察官は、Aさんを暴行罪の容疑で逮捕しました。
Aさんは、酒に酔って暴行事件を起こしたことを反省していますが、このまま起訴されてしまうのか、前科がついてしまうのか不安でいます。
(※この事例はフィクションです。)

・暴行罪について

暴行罪は、暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときに、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金に処せられるものです(刑法208条)。
「暴行を加え」るとは、他人の体に対して不法な有形力を行使するということです。
例えば、上記の事例のように、物理的に突き飛ばすことももちろん含まれますし、拡声器で大声を出すなど、音や光による場合も暴行罪の「暴行」に含まれるとされています。
この有形力の行使=暴行により、被害者がけがをしてしまった場合(例えば骨折など)は、刑法204条の傷害罪となります。
一方、前述のとおり、「人を傷害するに至らなかった」場合は、暴行罪となるということです。

・前科がつかない不起訴処分について

前科」とは、過去に有罪となり、罰金刑や懲役刑等の刑罰を受けたことのあることをさします。
前科がつかないようにするための方法の一つに、不起訴処分になるという方法があります。
不起訴処分になると、刑事裁判を受けなくてよいということになるので、有罪になることがなくなります。

暴行事件でも被害者の方への謝罪・弁済をきちんと行っていることや、反省の意思があること、今後どのように再犯を防いでいくかという対策があることが、不起訴処分の決定をしてもらうことに重要なポイントとなってきます。
不起訴処分には、タイムリミットがあります。
手遅れになってしまう前に、刑事事件を専門とする弁護士にご相談ください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、暴行事件逮捕されてお困りの方や、不起訴処分の可能性を少しでも高めたいという方のお力になります。
初回無料相談のご予約はお電話でお取りしていますので、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所まで、お電話ください。
(兵庫県警生田警察署までの初回接見費用:3万4700円)