兵庫県神戸市の傷害事件で逮捕 私選弁護人として弁護の弁護士

2017-04-21

兵庫県神戸市の傷害事件で逮捕 私選弁護人として弁護の弁護士

Aさんは、兵庫県神戸市で人を殴って怪我させてしまい、兵庫県生田警察署逮捕されました。
Aさんは、逮捕直後に、国選弁護人を呼びたいと警察官に言ってみましたが、逮捕直後に国選弁護人は呼べないと言われてしまいました。
どうしても弁護士に会いたかったAさんは、その言葉を聞いて驚き、不安になってしまいました。
(フィクションです)

~国選弁護人と私選弁護人~

国選弁護人、と聞くと、お金を払わなくても弁護してくれる弁護士、というイメージでしょう。
これだけ聞くと、私選弁護人はお金もかかるのだから、全て国選弁護人に任せればいいのではないか、と思う方もいるかもしれません。
しかし、国選弁護人には、様々な制約があるのです。

例えば、国選弁護人は、いつでも選任できる私選弁護人と違い、勾留されていないと選任することはできません。
そのため、Aさんのように逮捕された直後には、国選弁護人を呼ぶことはできません。
しかし、逮捕直後から警察官からの取調べはされますし、弁護人ができる活動は多くあります。
また、量刑等にも条件があり、誰でも国選弁護人を選任できるわけではありません。

さらに、被疑者が勾留から釈放されると、国選弁護人は解任されてしまいます。
勾留の必要がなくなったために釈放されたとしても、それは事件の終結とは異なります。
釈放されたあとに不起訴にならず、起訴されれば、刑事裁判になります。
勾留されているときについていた国選弁護人が示談や被害弁償等の刑事弁護活動をしていても、釈放されて解任されてしまえばその活動も続けられなくなってしまいますし、刑事裁判の段階になってついた国選弁護人は一から防御活動のための準備をすることになります。

確かに私選弁護人は費用がかかりますし、決して安いわけでもありません。
しかし、逮捕直後から活動が可能であり、間に釈放を挟んでも、事件の終息まで継続してサポートできる私選弁護人は、より良質な弁護活動を提供できます。
逮捕されてしまってお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで、ご相談ください。
兵庫県生田警察署までの初回接見費用:3万4700円