岐阜県の殺害予告事件で逮捕 威力業務妨害罪に強い弁護士

2018-03-09

岐阜県の殺害予告事件で逮捕 威力業務妨害罪に強い弁護士

Aは、インターネット上の掲示板において、「明日、岐阜県恵那市のXX駅で人を殺します」と殺害予告を書き込んだ。
住民から書き込みの通報を受けた岐阜県恵那警察署は、書き込みから投稿者Aを突き止め、威力業務妨害罪の疑いで逮捕した。
Aは、逮捕されてしまうような大事になるとは思っておらず、威力業務妨害事件を多数扱っている、刑事事件専門の法律事務所に相談をすることにした。
(フィクションです)

~威力業務妨害事件で逮捕されるとどうなるか~

威力を用いて人の業務を妨害した場合、「威力業務妨害罪」が成立します。
威力業務妨害事件で起訴された場合は、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」になる可能性があります。
「威力」というのは、大まかに言うと直接的・有形的な手段ですが、文書等による犯罪の予告も「威力」だと解釈されることがあります。
他方で「偽計業務妨害罪」という犯罪があり、この「偽計」は大まかに言うと間接的・無形的な方法を用いた業務妨害をした場合に成立します。
また、事例が行った殺害予告と同じような犯行予告事件でも、予告の内容や、予告の宛先によって、脅迫罪や信用棄損罪、公務執行妨害罪などの別の犯罪が成立する可能性があります。

インターネット上の掲示板や、ツイッターのような短文投稿サイトが広く普及したことにより、ネットワークを利用した犯罪は増加しています。
ネットワークの利用は、匿名で簡単に行うことができるため、主観的には犯罪実行のハードルが低く、気軽に犯罪に当たる投稿をしてしまう人もいます。
しかし、ネットワークを利用した犯罪は、広く大きく拡散されてしまう可能性があり、特に殺害予告や爆破予告となれば、捜査機関による捜査が開始されることになるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、インターネットを利用した犯罪についてのご相談も多く取り扱っています。
威力業務妨害事件逮捕されてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談ください。
岐阜県恵那警察署までの初回接見:0120-631-881までご連絡ください)