DV防止法違反逮捕事件~北九州市の不起訴実績で評判の弁護士

2017-12-12

DV防止法違反逮捕事件~北九州市の不起訴実績で評判の弁護士

Aさん(福岡県北九州市在住 21歳)は, 内縁の妻であるVさんへたびたび暴力をふるっていました。
最近,Aさんが,怒鳴ったり暴力をふるったりする回数が増えてきたことから身の危険を感じたVさんは,福岡県八幡東警察署へ何度か相談に行きました。
警察官との相談を経て,Vさんは,裁判所からDV防止法の保護命令を発令してもらいました。
Aさんは,Vさんと仲直りをしたいと思い,Vさんへ謝罪のメールを送ったのに,Vさんから全く連絡がなかったことに怒り,Vさんへ会うため,Vさんの職場まで押しかけました。
Aさんは、保護命令に反したことにより、DV防止法違反の容疑で福岡県八幡東警察署の警察官に逮捕されました。
(フィクションです)

~DV防止法~

いわゆる「DV(ドメスティックバイオレンス)防止法」は、正式名称「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」という法律です。
「配偶者」には,婚姻の届出をしていない事実上の婚姻関係と同様の事情にある者も含まれます(DV防止法1条3項)。
つまり,内縁関係の夫婦であっても,DV防止法の適用を受けます。

保護命令は,裁判所から加害者に対して発令されるものです。
具体的な内容は,接近禁止命令,退去命令,電話等禁止命令などがあります。
発令された保護命令に反すると,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金という刑罰が科されると定められています(DV防止法29条)。
Aさんは,すでにDV防止法による保護命令が発令されていたところ,Vさんの職場まで押しかけていますから,これに該当することになるのです。

ただし,保護命令に反し逮捕されてしまったとしても,必ず刑罰が科されるというわけではありません。
DV防止法違反事件に限らず,逮捕後は,警察官や検察官によって,取調べなどの捜査が行われます。
捜査の結果,検察官が不起訴処分相当であるという事件処理を行った場合,被疑者は刑罰を科されることは基本的にはありません。
また,不起訴処分となれば,前科もつきません。

DV防止法違反として逮捕されてしまった場合,不起訴処分が相当であると判断がなされるようにするには,迅速な弁護活動が必要です。
この弁護活動には,刑事事件の知識や経験が大きく影響します。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では,DV防止法違反事件にも詳しい,刑事事件専門の弁護士が,依頼者様のために尽力しています。
0120-631-881では,24時間いつでも無料相談初回接見サービスのご予約・お申込みが可能ですので,迅速な対応も可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
福岡県八幡東警察署 初回接見費用 41,640円