(弁護士に相談)東京都三鷹市の器物損壊事件で示談交渉を行い起訴回避

2017-12-18

(弁護士に相談)東京都三鷹市の器物損壊事件で示談交渉を行い起訴回避

東京都三鷹市在住のAさんは、通勤途中に女子高生Vさんに欲情し、Vさんが着用していた衣服に自らの精液を付着させ、逃走しました。
後日、Vさんが警視庁三鷹警察署に被害届を提出し、DNA鑑定の結果Aさんの精液であることが判明したため、Aさんは器物損壊罪と強制わいせつ罪の疑いで逮捕されました。
(フィクションです)

~衣類に精液をかけることが器物損壊罪に当たるのか~

器物損壊罪は、「他人の物」を「損壊」した場合に適用される罰条です。
器物損壊罪でいう「損壊」とは、財物の効用を害する一切の行為を指すとされています。
よって、必ずしも衣類を物理的に壊す必要はなく、汚れがついてもう服を着ることができなくなったというような、衣類としての機能が失われてしまった場合に、広く「損壊」に該当すると判断されます。
上記事例のVさんは、自分の衣類にAさんの精液がかかってしまったことで、もはやこの衣類を着ることはできなくなったといえるため、Aさんは「損壊」を行ったとして器物損壊罪に当たると判断される可能性は高いといえます。

~起訴を回避するには~

器物損壊罪で起訴されて裁判となった場合の量刑は、初犯であれば20万円前後の罰金刑、前科があれば懲役8か月前後の実刑判決となるケースが多いです。
日本の司法裁判では、起訴処分を受けた者が有罪判決を受ける確率は99%と言われており、不起訴処分を獲得して前科がつくことを回避する弁護活動が大事になります。

器物損壊事件において不起訴処分を獲得するためには、被害者の方への謝罪・弁償によって示談を成立させることが必要不可欠といえますが、このような示談交渉を1人だけで行い、示談を成立させることはなかなか難しいのが現状です。
このような示談交渉は、普段から刑事事件を扱っている示談交渉のプロともいえる弁護士に相談・依頼することが望ましいでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、器物損壊事件に強い刑事事件専門の弁護士が依頼者様のために尽力いたします。
東京都三鷹市にて、器物損壊事件で逮捕されお困りの方は、弊所の弁護士までご相談ください。
(初回接見費用 三鷹警察署 37,100円