アカハラ(アカデミックハラスメント)で傷害事件?福岡市の刑事事件に強い弁護士

2017-10-07

アカハラ(アカデミックハラスメント)で傷害事件?福岡市の刑事事件に強い弁護士

Aさんは、福岡県福岡市にある某大学で教授として勤務しています。
Aさんは、自己のストレスを発散させるため、学生の就職活動の邪魔をするといったアカデミックハラスメントを繰り返しました。
中には研究室の仕事を優先させるためにインターンシップの打ち合わせをキャンセルさせたこともあるそうです。
これにより複数の学生が精神疾患を発症し、卒業後の就労にも多大な支障が生じました。
Aさんは大学を解雇されましたが、今後刑事事件に発展することを恐れ、刑事事件に強いと評判の法律事務所の無料法律相談へ行きました。
(9月12日時事通信社を参考にしたフィクションです)

~アカハラで刑事事件?~

アカデミックハラスメント、通称アカハラとは、大学などの学術機関で教職員が学生やほかの教職員に対して行う嫌がらせ行為を言います。
近年ではセクハラを始め、パワハラ、モラハラと言うような「○○ハラスメント」という大人による嫌がらせが問題になっています。
このブログを読んでいる方の中にも「○○ハラスメントで損害賠償を請求」といったニュースを聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

ただ、損害賠償請求といった話は、民事事件のお話になります。
それとは別途、上記事案のような場合には、刑事事件になる可能性も十分あります。
例えば、上記の事案では傷害罪が成立する可能性があります。

傷害罪は、人に傷害を負わせた場合に成立し、傷害罪とされれば15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処されます。
「傷害」とは、「人の生理的機能を害すること」と定義されています。
暴行によって生じた傷はもちろん、精神疾患もこれにあたるとされています。
実際に、ストーカー行為によって被害者をPTSDに追い込んだという事件で、傷害罪を適用している裁判例もあります。

刑事手続きは逮捕・勾留といった身柄拘束や取調べ、刑事裁判のように被疑者・被告人の方に精神的、時間的に大きな負担となります。
アカハラから傷害事件へ発展するという、一般の方には想像しづらいような事態が起こり、刑事事件へ巻き込まれていくこともあります。
そんな時こそ、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
弁護士が丁寧に、相談者様の不安を取り除けるよう、対応いたします。
(福岡県中央警察署への初回接見料:35,000円)